SR20DE（T）エンジンOH　ブロック編

発売されてから30年以上の年月を経ていまだにユーザーの多いSR20エンジン。

「まだまだこれからも長く乗りたい」、

「パワーを上げたいがエンジンが不安だ」

などなどユーザー様の要求に答えるためにTOP　ONEではSRエンジンのOH＆カスタムを行っております。

以下作業の画像と一緒にOH手順をご紹介致します。

エンジンを下ろして分解して、測定して、歪み、溶解などないか点検してからOH作業に入ります。

OH前にのページもご覧ください。

こちらの画像はエンジンブロックです。

ボーリングしてボアアップしており上面面研も施工してあります。

OHするときの加工としてはフルですね。

ブロックにクランクシャフトを取付けるためにメタルを置いて潤滑剤を塗布しているところ。

エンジンを組付ける時はTOMEIの組付けペーストを使用して初期カジリを防止しています。

プラスチゲージを使用してクリアランスを測定してメタルの選定を行います。

的確なメタルの選定をして、クランクを載せて、規定値で取付を行います。

組付けた後クランクの前後方向のクリアランスを測定しています。

他にも組付けをしながら測定して、測定して組付けるの連続ですね。

こちらはピストンリングの合口隙間を計測しています。

そしてピストンを投入してコンロッドを取付ければエンジンの心臓部ブロックの主な組付けは完了ですね。

こちらはブロックの前面部に取り付けるフロントカバー。

ココにはオイルポンプも内蔵されているので重要な部品。

画像は新品の物ですが、再利用するときには一度ばらして点検して清掃して組付けをします。

オイル圧力を上げたいときにはちょっといじったりする部分ですね。

ひっくり返してオイルパンを組付けます。

何だかエンジンの姿になってきましたね。

続きは　エンジンエッド編　でご覧ください。