180SX タービンガスケット交換　その2

前回はEXマニ、タービンを下ろして分解するところまでをご紹介いたしました。

今回はその続きです。

 

オーナー様の意向でエキマニ、アウトレットパイプは社外の物を使用します。

使用するものは　TOMEI　のEXマニとアウトレット。

TOP　ONEオリジナルのタービンステーも取付です。

まずはEXマニとタービンを組付けます。

新品のタービンガスケットを挟み、

回り止めのロックプレートを使用して確実に取付します。

そして、緑矢印のアウトレットを新品のアウトレットガスケットを挟み込み、取付けます。

赤矢印はタービンの遮熱板。

フレキシブルホースのウォーターラインを取付けるために穴をあけておきます。

 

付いてしまった煤は一度洗浄して落としました。

赤矢印の新品のEXマニガスケットを使用して、EXマニを取付けます。

タービンステーはこんな感じで取付します。

赤矢印のエンジンのサービスホールを使用してステーを固定します。

緑矢印のアウトレット、フロントパイプ間にもう1枚ステーを固定します。

その2枚のステーをさらにボルトナットで固定します。

ここでステーを追加することによってマフラーの揺れなどによるEXマニの損傷を軽減することができます。

青矢印は、13系のSRエンジン特有のEAIの配管。

この配管を避けるためにタービンステーも加工しました。

エンジンにすべてのパーツを組付けたら、クーラントを入れてエンジン始動。

 

先ほども説明したEAIのバルブ。

EXのフレッシュエアーを送り込み触媒の還元を促進させている役目を果たしております。

移動してこの辺りに取付しました。

S14以降のSRエンジンからは廃止されています。

これで出来上がり。

思いっきり回せるようになりましたよ。

沢山楽しんでくださいね！

またのご依頼をお待ちしております。

ありがとうございました。

 

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